PHP復習
■はじめに
最近話題になった恋愛SLG: プログラミングで彼女をつくる|paizaオンラインハッカソン7の運営元から楽しく学べる動画学習コンテンツを発見したので、復習も兼ねて受講してみました。無料。受講した動画はITプログラマー・エンジニア転職のpaizaのPHP入門編1です。
■PHP(ピーエイチピー)とは
主に動的なwebサービス、webサイトを作るためのプログラミング言語。動的の対義語は静的で、こちらはHTMLがそれにあたる。
■開始タグ・終了タグ
・開始タグ:<?php
・終了タグ:?>
例1
<?php
//この部分にプログラムを書いていく
?>
この2つに囲まれた部分が、phpとして実行される。
■echo(エコー)
文字列や数字を出力する命令。
例2
<?php
echo = "hello world";
?>
間違いやすいポイント
・行末の ; (セミコロン)の打ち忘れ
・ ; (セミコロン) と : ( コロン )の打ち間違い
・半角スペースを全角で打ってしまう
・ " ( ダブルクォーテーション ) を全角で打ってしまう
■コメントアウトのやり方
例3
<?php
echo "彼女をカスタマイズって良い響き";
/*
こんなことを言う大人になってはいけない。
絶対に駄目だ。
*/
?>
例1のように「//(スラッシュスラッシュ)」と書くと、その行のそれ以降の部分をコンピュータが無視して処理をしてくれる。複数行に渡ってコメントを入れたい場合、例2のように/*と*/で囲めば、同様に処理される。
このように、あとでコードを読んだときにわかりやすいようにメモを残すことができる。コメントを残すことをコメントアウトすると言う。
例4
<b>
<?php
echo "世界と共存するのは難しい”;
?>
</b>
PHP開始タグの手前、後ろ、または挟むような形で、HTMLを共存させることができる。HTMLタグについては割愛する。
■変数を出力する
$の後に好きな英数字を入力することで、変数を使える。僕はHTMLから始めたので、classやidを振ることに似てるなと思った気がします、当時。定義するという意味で。
例5
<?php
$chiisai = "正義";
?>
=は代入演算子で、右辺を左辺に代入するということになる。例5の場合、chiisaiことは正義なんだ、ということになる。これを出力する場合が例5になる。
例6
<?php
$chiisai = "正義";
echo $chiisai;
?>
このように書くことで「正義」と表示される。
■変数を繋げて出力する
.(ドット)で繋げることで、複数の変数を繋げて出力することができる。
例7
<?php
$chiisai = "正義";
$ookii = "悪とは限らない";
echo $chiisai."、いや、".$ookii;
?>
「正義、いや、悪とは限らない」になる。上記のように、ダブルクォーテーションで囲むことで、変数ではないものとの共存もできる。
■rand
ランダムで数字を出力するための関数。
例8
<?php
rand(1,6);
?>
このように、randの後に()を書き、その中に最小値、コンマ、最大値の順番で書く。例8の場合、1~6のどれか、ということになる。この1~6のことを引数と言う。これを応用すると例9のような使い方ができる。
例9
<?php
$rand_num = rand(147,153);
echo $rand_num."cmか・・・いいね。"
?>
■演算子
・代入演算子:=
右辺を左辺に代入する。右辺をダブルクオーテーションで囲むと、文字列を代入する、ということになる。数字の場合は囲う必要がない。囲んだ場合コンピュータ側も文字列として処理し、囲わない場合は数字として処理する。例10のようになる。
例10
<?php
$a = "文字";
$b = 149;
?>
・代数演算子
+、-、*(かける)、/(割る)、%。
例11
<?php
echo 3+2;
?>
例10の場合、5と表示される。変数を使って計算することもできて、それが例12になる。
例12
<?php
$a = 4;
$b = 5;
echo $a+5;
echo $a*$b;
echo 3 * (4 + 5);
echo 87 * ($b - $b)."cmの双子山”;
?>
例12のように変数+数字でも、変数のみでも計算することもできる。また、()を使っての計算、文字列との共存もできる。この場合の出力は、上から9、20、27、87cmの双子山、になる。
・単項演算子
例13
<?php
$a = 6;
$b = 7;
$a++;
echo $a;
$b--;
echo $b;
?>
変数の後に++もしくは--を入れることで、値を変えることができる。++の場合は+1、--の場合は-1。例13の場合、出力は7、6になる。
■改行
\nと入力することで改行される。
例14
<?php
$yachinn = 90000;
$tuki = 12;
$total =$yachinn*$tuki;
echo "家賃:".$yachinn."円\n";
echo "1年で支払う回数:".$tuki."回\n";
echo "合計".$total."円です。";
?>
この場合の表示は下記になる。
家賃:90000円
1年で支払う回数:12回
合計1080000円です。
■まとめ
プログラミングの学習方法として、動画を見ながらブラウザ上でコードを書けて、なおかつ出力まで簡単にできる・・・楽しかったです。今では一般的になったと思いますが、本だけで学習するより圧倒的に時間を短縮できると感じました。コンテンツは現在PHPとRubyのみなので、是非他の言語バージョンも作って欲しいです!